会社を信じて挑戦し続けてよかった。ビジョンを持てなかった私が、見出したもの。
「若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」というビジョンのもと、新卒至上主義の日本において、既卒・第二新卒の人材紹介事業を通じて20代のキャリア支援を行う株式会社UZUZ。連載第二弾は、社内のキャリアパスに迫ります。
5人目の社員として創業期から同社を支える御代田さん。「明確なビジョンをもてなかった」という御代田さんがジョブローテーションの経験を通じて見出したものとは。
プロフィール
御代田 侑佳
2013年、株式会社UZUZに入社。キャリアカウンセラーと営業として2年半勤務後、カスタマーサポートに異動し、現在は広報部門 も兼任。
やりたいことがないなら、うちで働いてみない?
ー御代田さんがUZUZに入社された経緯を教えてください。
就職活動をしないまま大学を卒業をして、「どこでもいいからとにかく働かなければ」と焦っている時に、既卒の就活支援をしているUZUZを見つけました。実際にキャリアカウンセリングを受ける中で、「何かに打ち込みたい」「目標を見つけて努力したいけど、まだ方向性が決まらずに模索している」という本音を伝えたんです。そうしたら、「じゃあ、うちで働いてみない?」とお誘いを受け、入社することに決めました。当時は設立間もないベンチャー企業だったので、採用もフィーリングでやっていたように思います。
入社した当初は、「この会社でこうなりたい」というイメージは全くありませんでしたね。それでも、ご縁のあった会社だから、社会人として会社に何かしらの価値を提供するために「とにかく目の前のことに打ち込もう」という一心でした。背水の陣のような気持ちでしたね。
ー創業期と比較して会社の状況は変わりましたか?
会社が成長するにつれてメンバーが増えいき、状況も変わっていきましたね。「大学のサークル」から「組織」に変わっていったような感覚です。元々、営業兼キャリアカウンセラーとして働いていましたが、特にキャリアカウンセラーの業務体制は創業当時と比べてかなり変わっているように思います。目標やKPIを細かく設定して、それを管理する体制になっています。
正直、私はその変化に戸惑ってしまい、なかなか結果を出すことができず、徐々に自信を失くしていきました。自信のなさが顔にも出ていて、「げっそりしてるけど、大丈夫?」と周りから心配されることもありました。それでも、転職を考えたことはありませんでしたね。会社のメンバーも雰囲気も好きだったので、なんとか貢献できることを探して一生懸命でした。
そんな中、カスタマーサポートの部署で退職者が出て、社内公募で後任を探したのですが、候補者がいません。そこで、私が手を挙げることにしたんです。縮こまってしまって、視野が狭くなってしまっている自分を変えたいという想いに加えて、会社に貢献できるならどんな手段でもいいと思ったんです。「私、やります!」と言って、異動が決まりました。
もっとインパクトが大きい仕事をしたい
ー部署が変わってから、どんな変化がありましたか?
営業兼キャリアカウンセラーを離れ、現場のプレッシャーから解き放たれた安心感があった一方で、「私は会社に貢献できているのかな?」という 漠然とした不安は消えませんでした。
カスタマーサポートではご登録者の方から感謝されることが多く、やりがいを感じることはありました。でも、業務を通じて会社にどれだけ貢献できているのかを考えると、もどかしさもありました。
ちょうどそんな時、新しく広報の部署を立ち上げることになり、広報業務を兼務することになりました。元々、会社として広報部門を強化したいという課題はありながら力を割けていない状況だったので、会社として本格的に力を入れようという話になったんです。
私自身、カスタマーサポートの仕事だけでなく広報業務もやってみたいという想いがあったので、2016年の夏から兼務を始めました。
広報の仕事では、ノウハウがない中、自分が作成したリリースの反響があったり、取材が入ったりと、少しずつできることやメディア掲載が増えていくことがやりがいですね。昨日できなかったことが、今日できるようになり、実績に繋がる。あとは、何より、自分が好きな会社を対外的に発信できるのは嬉しい。
一方で、広報の特性として、成果が数字で出にくいことに悩むこともがあります。正直、周りからすると「広報は何をしているか分かりづらい」と思うこともあったと思います。それでも、ある時社内表彰制度でMBP(Most ぶっ飛んでる Person)というMVPのような賞に選んでもらえたんです。数字という形で成果を出していないのに、広報としての仕事を見てもらえているんだなと、本当に嬉しかったですね。
やるって決断してきたことをやってきて良かった
ー入社後のジョブローテーションを通じて感じたことはありますか?
会社が「これやらない?」と言ったことに対して、選り好みをせずに全部やってきて良かったな、と思います。
「これがやりたい!」というこだわりがなかったから、とにかく目の前の選択肢を掴んでここまできたんです。自分にキャリアとか経験がないので、業務内容にあまりこだわりはありませんでした。悩むことはたくさんあったけど、会社と一緒に成長してきた感覚が強いです。
今だからこそ思うのは、私みたいにビジョンが明確でない人も、やりがいをちゃんと持って挑戦し続けていれば成長できると思います。むしろ変に何かに固執しない方が、柔軟に仕事ができて楽しいかもしれません。
会社が成長するにつれて社内の環境はより一層多様化してきました。そういう意味では、今のUZUZは会社の大きな方向性に共感する人であれば、どんな人でも活躍できる環境なんじゃないかなと思います。
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