寄り添ってもらえるからこそ、責任を果たしたい。リモートワークで描く家族と自分の未来。
「若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」というビジョンのもと、新卒至上主義の日本において、既卒・第二新卒の人材紹介事業を通じて20代のキャリア支援を行う株式会社UZUZ。連載第一弾は、リモートワークをしながら活躍する女性社員に迫ります。
同社初の「どこでも社員(リモートワーク社員)」として働く草野さん。自身の成長・やりがいと家族との時間を両立するために決めたキャリア選択の詳細とは。お話を伺いました。
プロフィール
草野 有砂
2014年、株式会社UZUZに入社。キャリアカウンセラーとして1年半勤務した後、現在は編集部にてコンテンツディレクター業務の傍ら、記事執筆も務める。
家族を支えるため、社内初のリモートワークへ
ー現在のお仕事、働き方について教えてください。
UZUZのオウンドメディアに掲載するコンテンツの制作を行う、編集部のディレクターを担当しています。本社は東京の新宿にあるんですが、私は2016年から実家がある茨城県でリモートワークをしています。
仕事は主に、社内に4つあるオウンドメディアのディレクション業務や記事の執筆などを行なっています。外部のライターさんや社内のメンバーとのやりとりは全てビデオチャットで行なっています。この働き方になってから、1年半ぐらいになりますね。
普段は、まず朝8時くらいに溜まっているタスクを確認して、9時からビデオチャットを通して全体朝礼に参加します。その後、チームのミーティングに参加して、個人の業務を開始。途中休憩を挟んで18時、19時くらいまで働くことが多いですね。
勤務中は同じオフィスで働いている時と同じ環境に近づけるため、ビデオチャットを切らないようにしています。他にも、チャットやスプレッドシードを使って社内外の人たちとの情報共有やタスクの進捗管理を行っています。
ーどんな背景からリモートワークを始めたのでしょうか?
もともと私は就職活動をせずに大学を卒業し、既卒者として就職活動をする中でUZUZに出会いました。その後、代表の今村から誘われて入社を決め、初めはキャリアカウンセラーとして働いていました。
ところが、入社して一年半ほど経った頃、突然父親が交通事故で亡くなってしまったんです。あまりに突然のことで、すぐに状況を飲み込めませんでした。さらに、残された母親は、茨城の実家でたった一人で暮らすことに。一人っ子なので私しか母を支えられないと思い、地元に帰ることを決めました。
でも、正直大好きな会社を辞めたくないというのが本音でした。他の会社で働く友人の話を聞いていて、私は恵まれた環境で働いていると感じていましたし、若いメンバーが多くて活気のある雰囲気も好きだったんです。
会社を離れたくないけど、地元にいる家族とも一緒にいたい。結局、自分の中で結論が出ないまま上司に相談しました。
すると、上司から「一度代表に話してみれば」と言われ、直接話をした結果、「リモートで働ければいいんじゃない?」と一言。前例もないので、とにかくびっくりして「本当にいいの?」という感じでしたね。売上に直結する業務ではないこともあり、驚きました。結局、相談してすぐにリモートワークをさせてもらえることになり、キャリアカウンセラー業務から編集業務に仕事が変わりました。
離れて仕事をしていても、変わらずに成長できる
ー実際にリモートワークを始めてみて、いかがですか?
業務内容がガラッと変わったこともあり、実際に働いてみるまで、正直かなり不安でした。でもいざ働いてみると、その不安はすぐに消えましたね。
一番の理由は、東京にいた時と変わらない環境で働けたことが大きいです。オフィスで隣の人と話す感覚で、呼びかければ、「はーい、なに?」ってパソコンの方まで寄ってきてくれるんですよね。今まで活気があった分、リモートになることで孤独を感じたら嫌だなと思っていたんですが、実際はそんなに変わりませんでした。
リモートでも、周りが私の仕事を見てくれていると感じられるのも大きいです。私の書いた記事に対して面白いって褒めてくれたり、チャットでの発言にフィードバックをもらったり、何かしらの反応が返ってくるのは純粋に嬉しいですね。
また、自分の成長という点では、身近にロールモデルとなる人がいるのも大きいと感じています。私の直属の上司である専務の川畑は、プレイヤーでありながらマネジメントもしていて、かなり広い業務範囲を色々兼任しています。大変な仕事をさらっとこなして、実際は色々考えているけど、表には出さないところを尊敬しています。
ー働き方が変わって、プライベートでの変化はありましたか?
この勤務スタイルになってからは、かなり時間のゆとりができました。東京で暮らしていたときは、住んでいた家がオフィスから1時間以上かかっていたので、帰ってからご飯を食べて、お風呂に入ったら、もう一日が終わってましたね。仕事終わりに、誰かと遊んだりできなくて。それが今では、仕事後に母と一緒に夕食を食べに行ったり、仕事と両立して家族との時間もちゃんと作れています。
会社が寄り添ってくれることに対して、自分も責任を果たさなきゃいけない
ー草野さんのこれからの展望を聞かせてください。
今の仕事にやりがいを感じているので、当面は現在の業務をやっていきたいと考えています。ただ、今の仕事に固執しているわけではないので、変化が必要になったら、新しい仕事にも挑戦して、これまでとは別のキャリアも積んでいきたいですね。
そうやってチャレンジしたいと思えるのは、根底に会社への信頼があるからです。これから、結婚したり子供ができたり、今まで以上に生活が変わることがあると思います。その時にライフステージに合わせてもっと制度が増えた方がいいなと期待する一方で、きっとそういった制度を整えてくれるだろうなという会社への信頼感もあるんです。
私はこの会社が一社目なので比べることはできないのですが、UZUZでは立場や性別での差別や区別がないと思います。例えば女性の場合、普通の会社だと「赤ちゃんが熱だから帰らなきゃいけないけど、周りからどう思われるか分からないから帰りにくい」といったことがあるんじゃないかと思います。でも、そういうことはUZUZではないだろうし、きっと寛容に受け入れてくれるんだろうな、って思えるんですよね。
そうやって会社が一人一人のメンバーに寄り添ってくれるからこそ、一人一人が会社に対する責任を果たさなきゃいけない、と自然と感じられるんじゃないかと思います。
私の場合、自分が今ちょっと特殊な働き方をしているので、こういう働き方でもこんな仕事ができるんだ、成果を出せるんだ、というロールモデルにこれからなっていきたいですね。
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