「つくれる」のその先へ、株式会社ペライチ 対談シリーズvol.2 上田 和貴氏【前編】
「欲しがられる人材になりたい人が集まるプラットフォーム」である、『PILES GARAGE』。企業を”個”の力で支える、「杭(PILES)」のような人材を育てる「場所(GARAGE)」として、「欲しがられる人材」とはどのような人材であるのか、様々な人の話を聞くことで改めて考えてみようと立ち上げたこの対談企画。
今回の対談は、株式会社ペライチ(以下、ペライチ)の立場の違う3名の方と様々な視点で対談をさせて頂きました。第2回目は47都道府県サポーター本部 部長 上田和貴氏との対談です。
ペライチは、「『つくれる』のその先へ」を理念に掲げ、「誰でも早く簡単に1ページのホームページ作成をできるWebサービス」を展開しています。元々はユーザーとしてペライチと関わってこられた上田氏。どのような想いを胸に、今47都道府県サポーター本部 部長として活動されているのでしょうか。弊社柴田との対談をお楽しみください。
以下
上田:株式会社ペライチ 47都道府県サポーター本部 部長 上田和貴
柴田:株式会社mannaka 代表取締役 柴田雄平
ペライチで働くモチベーションと原体験
柴田
まずは上田さんの自己紹介をお願いします。
上田
現在、私はペライチで「47都道府県サポーター制度」というものをメインで担当させていただいています。実は元々、私自身はペライチの「ユーザー」でした。ペライチを利用してページを作っていたんです。大学を卒業してから個人で仕事をしていたのですが、ある時、町工場をやっている実家の業績が少し下降気味であることを聞きました。「実家では素晴らしい製品を作っているのにもったいない、なんとかして実家の売上をあげたい」と思い、兄と一緒に実家の事業を手伝い始めたのが、ペライチを使うきっかけとなりました。
実家は、「上田防水布店(うえだぼうすいふてん)」という来年で創業100年になるテント屋です。「安かろう悪かろう経営は絶対にしない。見えないところまで絶対に手抜きをしない」という理念でずっとやってきていて、実家には、もう60年以上も働いてくれている職人さんもいて、こだわりの詰まったテント・シート製品を造り続けています。ただ、時代の変化もあり業績は下降気味の状況にありました。その状況を何とかしたいという時に、ちょうどペライチと出会い、家族でサービスを使い始めたんです。
小さな町工場なので、あまりお金もかけられない状態からスタートし、始めて一年くらいはなかなか結果を出せませんでした。この最初の一年間は試行錯誤の連続で正直しんどかったのですが、1つ幸運だったのは「周りに相談できる人がいたこと」です。
私たちは、この最初の一年の間で「株式会社いないいないばぁ」という会社に3ヶ月間コンサルをしてもらいました。いないいないばぁはビジネスのプロフェッショナルなだけでなく、皆さんお人柄が凄く良くて、私たちの悩みや現状に対して、親身に本質を突くアドバイスをしてくださいました。この人たちの存在はすごく大きくて、この人たちがいたからこそ結果が出ない間も諦めずに、ずっとやってこられたんですよね。「この人が言うことなら絶対に間違いない!」と信じてやり続けていたら結果が出始めて、2年目にはペライチで作成した1ページから月数百万円売れるまでになりました。いないいないばぁのメンバーの皆さんが上田家の恩人です。この経験が今ペライチで働く原体験になっています。
ペライチのユーザーさんの中でも、壁にぶつかり、途中でやめてしまう人もいます。そこで、「なぜ自分は結果を出すまで、諦めずにやれたのだろう?」と考えてみると、やっぱり身近に信頼できる人がいて、ずっとアドバイスをくれたからだったんですよね。だから本当に大事なのは、サービスやノウハウだけではなくて、身近に信頼できる、寄り添ってくれる人がいることだということを、私は身をもって体験しました。この「信頼できる、寄り添ってくれる人」がまさしく、ペライチの「サポーター」という存在なんです。このような方々が身近にいっぱいいることで日本は絶対に良くなるし、自分のように結果を出す人達もたくさん生まれてくると確信があり、現在ペライチのサポーター制度を担当させていただいています。
ユーザーに寄り添う、ペライチのサポーター制度
柴田
そのペライチの「サポーター制度」について詳しく教えてください。
上田
まずサポーターさんたちは、ペライチの想いに共感してくださっているユーザーの皆さまです。そしてサポーターさんたちは今、全国に約200人いて、ペライチ公認の下、彼らが勉強会を開いてくれるなど、全国各地で様々な活動をしてくださっています。
このサポーターの存在がまさしく、先ほどお話していた「信頼できる、寄り添ってくれる人」です。
ペライチのビジョンには『私たちは世の中の「つくりたい」を「つくれる」に変え、その先にある一人ひとりの笑顔、成長、幸せの為に、お客さまに寄りそうサービスを提供しつづけます』という文章が入っています。ペライチの真の価値は、単にページをつくれることだけではなく、その先にある、一人ひとりの笑顔、成長、幸せを実現できることだと考えています。そのためのペライチです。そしてこれを本気で実現しようと思った時には、ペライチというツールだけではなく、「信頼できる、寄り添ってくれる存在」が必要不可欠なんです。私は実家の手伝いを通して、このプロセスを身をもって体験しました。
私たちのビジョンに共感した全国のユーザーの皆さまを、「ペライチサポーター」というコミュニティにして、一緒に世界を作っていこうという想いでやっています。ペライチサポーターは皆さん利他的で人柄が素晴らしく、熱い想いを持った方々が集結しています。サポーターの皆さんはペライチの財産です。
だからこそペライチサポーターの審査はかなりシビアです。自分の利益を先行して考えてしまうような方だと、私たちの想いが純粋な状態で広がらなくなってしまうからです。自分のことだけを考えるのではなく、見返りがなくても、周りに対して自然と手を差し伸べられるような方を巻き込んでいきたいと思っています。
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今回の対談の前編では、「ペライチで働くモチベーションと原体験」「ユーザーに寄り添う、ペライチのサポーター制度」というお話を伺いました。元々はユーザーとして、家業を助けるためにペライチを使い始め、その時の体験や想いを元に、今精力的にペライチで働いておられる上田氏。そういった原体験があるからこそ、想いが消えることなく、モチベーション高く働き続けることができているんですね。
さらに後編では「ペライチのビジョンに共感したのが入社の決め手」「絆のホルモンで人々を幸せに」「自分の体験をもって、相手の欲求を刺激する」という、ペライチで働きながら起業をした上田氏がこれからの人生で何を実現しようと思っているのか? について深くお伺いました。後編もぜひご覧ください。
▶︎株式会社ペライチ
「つくれる」のその先へ
私たちは世の中の「つくりたい」を「つくれる」に変え、その先にある一人ひとりの 笑顔、成長、幸せ のためにお客さまに寄りそうサービスを提供しつづけます。
運営サービス
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記事:PILES GARAGE