ブログ

会計の役割と監査の役割。その関係について~具体例をあげながら~

会計の役割と監査の役割。その関係について~具体例をあげながら~

Pocket

会計の役割に関連させて監査の役割について

今回は、会計と監査の関係を簡単にみていきましょう。

会計の役割について

色々な役割を果たしているのですが、みなさんはその役割とは何だと思いますか。
会計の役割は大別すれば3つくらいあると思います。
 
①会計記帳に基づき財務諸表を作成して、経営の状況を明らかにし、経営者の責任を示すこと。
②会計データによる比較等を通じて経営管理を行うこと。
③財務諸表を作成開示して、企業の利害関係者(利用者)に情報提供すること。
 
会計の役割は大別すれば3つくらいあると思います。
これらの役割を会計が適切に果たすためには、監査が必要不可欠なのです。
どういうことでしょうか。
「監査なくして会計なし」ということがよくいわれます。会計の結果を示す財務諸表が適切であるかどうか、いろんな利害関係者の方は情報が足らないとか、それほどの知識もなくて確認できないという場合があります。
 
このような場合に監査が行われ、監査人の適切・適正であるというお墨付きがつくと、投資家、株主、債権者、税務署等も安心して財務諸表を利用できることになります。ここで重要となってくるのは、監査の客観性・信頼性という問題です。それなので監査人には、「独立性」といった条件が付されるのです。専門的にはなるのですが、経済的独立性と精神的独立性という2つの独立性が必要不可欠となります。
 
少し話題を変えます。第三者委員会、最近はやりですが、原子力委員会についてその委員の一人が自ら主宰するNPOで原子力関連企業から多額の寄付を受けていたという報道がありました。この報道を受けて、その委員について第三者としての客観的判断意見が言えないはずだとか、仮に適切に判断等していたとしても、どうしてそが信じられるのだろうか、といった意見が寄せられていました。これが監査でいうところの精神的独立性と経済的独立性という考え方と類似しているのです。
 
上述のごとく、二つの独立性を保持している監査人が監査をした結果、財務諸表が適正ですよということであれば、その利用者は信頼して利用しうるということになるわけです。
 
 
編集:PILES GARAGE 編集部
 
整備士プロフィール

安村 雅己
株式会社mannaka/監査役
安村税理士オフィス/代表
会計税務等関与して35年。中堅企業や医療関係、非営利法人等多様な実務経験あり。
起業を起点として、会社の為、経営の安定成長を目指しています。
夢の共有がすべてだ。税務、会計のみならず法務、財務といった幅広い知見をフル活用。
一橋大学大学院博士前期課程修了の税理士、法学修士として、広範な問題に対応。
研究者、講師や監事、監査役も。戦う税理士としてクライアントの為に全力投球。
 
安村整備士のブログはこちら
麹町の新参者こと中年税理士―中小企業の「ホームドクター」

Pocket

COLLABORATIONグロービス学び放題

「グロービス学び放題」は、グロービスが提供するビジネススキルの動画を1,980円~の月額定額制で視聴できる動画学習サービスです。グロービス経営大学院およびグロービス法人研修部門のビジネス人材育成ノウハウを結集し、幅広いビジネスナレッジを3~10分の短い動画で手軽に学ぶことができます。

COLLABORATION グロービス学び放題

損益計算書

ENTERPRISE

MONTHLY RANKING