TUNE-UP by another life.「第3回:新卒入社、思い悩んだらこの2つを”変える”」

TUNE-UP by another life.「第3回:新卒入社、思い悩んだらこの2つを”変える”」

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これからの時代を、自分が生きたいように生き抜くためのコラム「TUNE-UP」。人生経験のシェアリングサービス「another life.」が提供する様々な人生のパーツを組み立て、自分らしいキャリアや働き方を考えるキッカケを提供します。

 

第3回のテーマは、「新卒入社、思い悩んだらこの2つを”変える”」。

 

「社会人になるって、大変だな。」

社会に出て初めて、働くことの厳しさや辛さを実感するのではないでしょうか?自由にできることが多かった学生から、社会人へと立場が大きく変化する中で戸惑うこともあるかもしれません。

 

・実際に働き始めたら、想像と全然違った
・会社に行くのが憂鬱でたまらない
・転職したいけど、今辞めるのは早すぎ?

 

こんな想いがよぎったことがある方もいるのではないでしょうか。今回は、新卒で入った会社で大きな壁にぶつかりながらも、その壁を乗り越え納得感を持って働けるようになった二人の話をご紹介します。苦しみから抜け出すためには何をすれば良いのか。具体的な事例をもとに考えていきます。

 

働き始めて初めてわかるギャップ

自分にマッチする企業に就職できたと思っても、実際に働き始めたときにギャップを感じる人は少なくありません。配属希望が通らない、社風が合わない、残業が長い、人間関係が辛いなど、原因は様々です。

 

「23年間を打ち砕いた2ヶ月」
瀧水 貴博さん(既卒・第二新卒の就職支援)

 

充実した大学生活を過ごし、「圧倒的な成長を遂げたい」という想いで就職活動に取り組んだ瀧水さん。厳しいと言われる業界にあえて身を置こうと考え、複数内定を獲得。その中から、「一番大変そうだけど面白そうな会社」に入社を決意しました。しかし、実際に働き始めると、入社前は想定していなかった状況に陥りました。

 

エンジニアとしての研修が始まりました。ところが、その研修で自分の力の無さを痛感してしまったんです。

 

これまで触れたことが無い分野だったこともあり、どこまでいっても分からず、これまでに感じたことが無いような壁に突き当たりました。

 

なんとか食らいつかなければという思いで、自ら本を買って、仕事が終わり家に帰ってからは朝まで勉強をして、研修中は昼も食べずに仕事をして、というフル稼働状態を続けていきました。

 

ところが、そんな努力をしながらも、中々成果に繋がらない日々が続き、次第に「自分はなんでこんなにできないんだ・・・」とふさぎ込んでしまうようになりました。これまで自分に自信を持っていたからこそ、自分ができないわけがないと思いましたし、できないということを認めたくもなかったんです。
(another life.記事より)

 

「自分はここでは成長できない」
沼田 尚志さん(スーパーイノベーター)

 

現在、ヤフー株式会社でスーパーイノベーターとして活躍する沼田さん。原因不明の難病による半身不随で苦しい時期を経験しながらも、恩師からの「もっとあきらめた方がいい」という言葉をきっかけに、出来る事に的を絞って挑戦することによって、悩みを乗り越えてきました。

 

複数の内定を獲得し、社員の人柄が決め手となって大手通信会社に入社を決めますが、働く中でギャップを感じるようになります。

 

家族に親に大きな心配をかけた事もあり、安定した大手企業に入社する事を決めました。もう迷いはありませんでした。

 

ところが入社してみると、日々の仕事はルーティンワークばかり。とても仕事が面白いとは思えませんでした。
(another life.記事より)

 

大企業の安定感は魅力ですが、良いイメージや理想が大きかった分、実際の業務や環境のギャップは大きく感じるのかもしれません。自分のキャリアや成長を求めると、「このままでいいのか?」という焦燥感が生まれます。

 

イメージと違う…そんなときの対処法

入社後の悩みは十人十色。仕事に追いつけず、自分の気持ちが追いつかない場合もあれば、反対に仕事が物足りなくて苦しむ場合もあります。

 

しかし、苦しい状況から抜け出すための方法には共通するものがあります。お二人はどのように壁を乗り越えたのでしょうか?

 

「会社を辞めて、環境を変える」 瀧水 貴博さん

 

次第に体調も崩し始め、周りからも顔色がいつもと違うと言われるようになりました。
一度冷静に考えて、自分のダメな部分を認めようと考えるようになったんですよね。これ以上やったら本当に壊れてしまう、と。入社して2ヶ月のタイミングで、会社を退職することに決めました。正直、逃げたいという思いも強かったのだと思います。

 

会社を辞めてからは、まずは体調を治すことから始めました。働くことに恐怖心があったんです。自分は社会で通用しないんじゃないかという感覚がありましたし、例え就職したとしても、次の会社でも役立たずとして終わってしまうんじゃないかと。

 

あまり難しいことを求められない派遣のアルバイトで生活を行うようになりました。バイト生活を続けていくと、少しずつ気持ちに変化が起こり始めました。勇気を出して、もう一度ゼロから始める気持ちで突き進むべきなんじゃないか、と。
(another life.記事より)

 

「踏ん張る」と「切り替える」の見極めは難しいものです。特に新卒入社では「3年は続けないといけない」という固定観念に縛られがちです。

 

とはいえ、体を壊してまで留まる必要はないのではないでしょうか。「もう頑張れない」と思ったときは、環境を変えてみることで、もう一度立ち向かう力を手に入れられるかもしれません。

 

「自分で活躍できるフィールドをつくれ!」 沼田 尚志さん

 

ある研修で会った先輩社員に、自分はここでは成長できないと思うから、会社を辞めたいと相談してみたんです。すると、先輩が急に真面目な顔をして「みんなと同じ能力を伸ばそうとするからいけない。自分でフィールドを創ってその中で成長すればいいんだ」という言葉をくれたんです。

 

その時、はじめて活躍できるフィールドは自分で創れるんだということに気がつきました。部署なんて関係ない。どこにいたって社会人にやっちゃいけないことはないんだと思いました。その後は商品開発の部署に配属されたこともあり、以前より情熱的に仕事をするようになりました。

 

「やっちゃいけないことはない」を合言葉に、ありとあらゆる社内外のイベント、勉強会に参加し続け、人的ネットワークを広げていきました。何が自分の成長を促してくれるかは誰にもわからないのです。色々な世界を見て、非連続な出会いに心を震わせたいと思い、動き出しました。
(another life.記事より)

 

もっと成長できる仕事をしたい沼田さんが変えたのは、「仕事に対する姿勢」。会社を変えずとも、自分の心の持ちようひとつでやりがいのある仕事ができるようになったのです。

 

変えられるのは2つだけ

誰もがぶつかると言っても過言ではない「入社後の苦しい時期」。それを乗り越えて納得感を持って働くようになった人々を見ていくと、苦しさから抜け出すための方法は2つあることがわかります。

 

一つ目は、「環境」を変えること。
二つ目は、「自分の考え方」を変えること。

 

会社を退職し、環境を変えた瀧水さんも、環境を変えることで、自分の仕事への考え方を変えることができたといいます。つまり、「自分の考え方」が変われば仕事のギャップから生まれる苦しみから解放される。それを変えるために「環境を変える」というのが有効な手段のひとつなのかもしれません。

 

働く中で理想と現実の大きなギャップを感じたときは、「環境」もしくは「自分の考え方」を変えて、自分が活躍するフィールドへ一歩踏み出してみませんか?

 

関連記事

瀧水 貴博さん
https://an-life.jp/article/532
沼田 尚志さん
https://an-life.jp/article/375

 

執筆者:another life.編集部

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