税理士業務とは ~意外と知られていない業務~
税理士の業務の意外な分野
今日は、税理士の業務として意外と知られていない分野の簡単な紹介を。
税理士の業務として所得税の確定申告があります。
会社の決算業務とそれに基づく法人税や消費税の申告も主要な業務。
これら以外にも下記のような業務が法律上認められている。
①会社法で認められている会計参与人と現物出資財産の価額証明。
②民事訴訟法上の補佐人の特例とされる税理士法で認められた、租税訴訟上の補佐人。
③民法で定められている成年後見人制度における後見人。
④地方自治法で定められた、外部監査人。(これには個別外部監査と包括外部監査とがあり、個別監査人と包括外部監査人が各々監査人として対応)
⑤政治資金規正法で定められた、登録政治資金監査人。
⑥裁判外紛争解決手続における税務相談担当者。これ以外にも公益法人等の非営利法人の監事および地方自治体の内部監査の監事等。
上述のように多様な業務が税理士には認められている。(裏を返せばそれだけ期待されている、ということ!!)
我々税理士はこのような期待に応えるため、日々これ決戦ではなく、日々努力しなければと自省しきり。
ハハ。頑張るぞ!!
そして、我々をどんどん活用してください。
またの機会に各々の監査制度の内容について紹介したいと思います。
編集:PILES GARAGE 編集部
整備士プロフィール
安村 雅己
株式会社mannaka/監査役
安村税理士オフィス/代表
会計税務等関与して35年。中堅企業や医療関係、非営利法人等多様な実務経験あり。
起業を起点として、会社の為、経営の安定成長を目指しています。
夢の共有がすべてだ。税務、会計のみならず法務、財務といった幅広い知見をフル活用。
一橋大学大学院博士前期課程修了の税理士、法学修士として、広範な問題に対応。
研究者、講師や監事、監査役も。戦う税理士としてクライアントの為に全力投球。
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