社会に突き刺さる杭特集vol.2【経営者対談:「仕事と家庭」の未来を考える(2/2)】

社会に突き刺さる杭特集vol.2【経営者対談:「仕事と家庭」の未来を考える(2/2)】

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「社会に突き刺さる杭」となる未来の人材を考える対談企画、第三回目のテーマは「『仕事と家庭』の未来を考える」。「中小企業の課題解決を支援する」をミッションに、クラウド型バックオフィスサービスBizerを提供するBizer株式会社 畠山 友一さん、「みんなのまんなかにインターフェイスの役割を」をテーマに、マーケティング、メディア運営事業に取り組む株式会社mannaka柴田 雄平の経営者対談です。

 

後編では、実際にどのようなスタイルで家族と向き合っているか、これからの時代の家庭と仕事の共存の形について、お話を伺います。

 

以下
畠山:Bizer株式会社 代表取締役 畠山 友一
柴田:株式会社mannaka代表取締役 柴田 雄平
モデレーター:株式会社ドットライフ代表取締役 新條隼人

 

子どもと過ごせる環境を作る

 

ーお二人は実際にどのようにして家族との時間を作っていますか?

 

柴田
正直な話、僕は家事に時間を割いてはいませんね…。

 

畠山
奥さんも働かれてるんですよね?

 

柴田
奥さんも働いてます。でも、僕にとって「家庭との両立」って、「子どもと過ごす時間をどう作るか」ってことなんですね。例えば、朝の保育園に送るっていう業務の場合は…

 

畠山
業務!(笑)

 

柴田
僕の中ではもう結構業務なんですよ(笑)朝起きる、起きるというかむしろ子どもに起こされる、連れていく、預けるっていう一連の流れに、すごくエネルギーを使うから。なので、タスクを減らすために、保育園の代わりに会社に連れて行くっていう選択肢を生み出しました(笑)

 

畠山

お子さんは会社好きなんですか?

 

柴田
もちろん、子ども本人にどっちに行きたいか聞きます。大抵「仕事がいい」って言うんですよ。実は最近、保育園って答える確率が上がってきたんですけどね(笑)

 

畠山

お友達がいっぱいできたからですね。

 

柴田
そうなんですよ。で、夕方に妻の仕事が終わったら駅で待ち合わせして、子どもをお願いしてから、僕は飲みに行きますね。

 

畠山
経営者だと、どうしても夜に打ち合わせが入ってしまいますよね。朝から夜まで子どもを見るのは結構きつそうだなって思ってたんですよ。

 

柴田
僕の場合は、夜は全部妻に任せてます。奥さんが夜に出かけるときだけ、僕が帰るようにして。代わりに、朝に子どもとの時間を作ることが多いです。近所に公園がいくつかあるので、ちょっと早く起きて遊びに行って。今日もそんな感じでした。

 

ほとんど家にいないので、外で子どもと過ごせる環境をいかに作るかを意識してますね。実は、子どもができるまでは完全な仕事人間だったんです。平日は絶対家には帰らないみたいな。でもやっぱりこれじゃあ子どものために良くないと思って、仕事と家族を切り分けるのをやめたんですよ。

 

畠山
起業した人はほとんどそうですよね。絶対に仕事優先。

 

柴田
今はもうどっちを優先するか、かなり迷いますね。超重要案件が控えてても、子どもが熱を出したら、仕事断るかもしれないです。

 

畠山
僕も子どもが出来てからかなり変わりました。ここ3年、仕事よりも料理のスキルの方が上がってますからね(笑)妻がフルタイムのコンサルなので、週の半分の食事は全部僕の担当なんですよ。

 

柴田
マジですか!?すごい!

 

畠山
妻が普通に、というかそれなりに忙しく働いてますから。7月なんて平日の夜は4日間しか東京いないんですよ(笑)北海道から沖縄まで、年中飛び回ってて。今日も大分にいます。

 

子どもは二人とも小学生なので、保育園みたいに送り迎えは必要ないので、そこは楽になりましたね。とはいえ、まだ食事は作れる年ではないので、僕が仕事をやりくりして料理は頑張ってます。

 

子どもが18時に帰ってくるので、僕は17時半くらいに帰宅して、ご飯を作って待ってます。必ず21時までには寝かせて、そこから先を自分の時間にしてますね。飲み会とかジムに行ったり。

 

子どもが寝てからオフィスに行って仕事をすることもあります。誰もいないけど、オフィスの方が捗るから。そういう点では本当にネットに助けられてますよね。いつでも状況を確認できて、自分が働けるときに確認して進められるので。

 

柴田さんと同じで、朝に子どもと運動もしてますね。上の子が最近スポーツに目覚めて…。朝5時に起こされて、グローブとバット持って公園でノック。ハードです(笑)バスケのクラブチームの練習の日はおにぎりも作ってます。

 

リスクヘッジがあるから安心できる

 

ー仕事と家庭の選択を迫られる瞬間ってあります?

 

柴田

これ、難しいですよね。どうしても僕が行かないといけない仕事もあるし。

 

畠山

たくさんありますよね。

 

柴田

もしもの話ですけど、例えば子どもが事故に遭ったら、僕多分子どものところに行くんですね。だからこそ、もしものときにそういう選択をとるためにも、僕と同じ仕事ができるメンバーを社内に置いてます。

 

リスクヘッジがあるから、「あいつが絶対対応してくれるから大丈夫」って安心できる。それは僕だけじゃなくて、他のメンバーにとっても同じだと思ってて。穴の埋め方を最初に決めてるから、子どもを作れるし、いざという時に子どもを優先できる。

 

畠山

私もそう思います。前提として、仕事も子どもも、なんとでもなるって。

 

柴田

「なんとでもなる」の方法を明確にしておけば安心ですよね。

 

畠山

僕は、一緒に働く仲間にも、軸になる部分に家族を持っててほしいっていうのはありますね。何かあったときというよりも、生きる理由とか、働く理由に家族があると良いなって。守るものが何も無い人よりも、責任感を持ってる人の方が、仕事を頑張ってくれると思うんで。

 

ー会社の規模が変わっていく中で文化も変わっていきます?

 

畠山

今の雰囲気が残っていけばいいな、とは思いますけど…実際は厳しいでしょうね。これから会社が100人規模になったとして、全員子持ちなんて、ありえないですよね。

 

あとやっぱり、多様性って大事だと改めて思うようになって。最近、27歳の人を採用したんですけどすごく上手く作用してるんです。社内の雰囲気がガラッと変わりましたね。発言も若々しいし、吸収も早いから、ベテランのメンバーが煽られるんですよ。組織って多様性によって成長していくんだなって実感しますよね。

 

会社から自立する個人

 

ーこれからの時代では、家庭と仕事はどのような関係になっていくと思いますか?

 

畠山

もう今の時代、個人は会社に依存しないし、できなくなりましたよね。どこの会社もいつ潰れるか分からなくなったし、会社に全てを捧げる以外の選択肢が見えてきた時代。

 

例えばベンチャー企業がどんどんリモートワークを取り入れたり、昼に1回帰ってランチは家で食べたり、そういう働き方が少しずつ拡がってきましたよね。

 

選択肢として、色んな働き方を比較できるようになった時代に、どちらを選ぶか。今までのサラリーマンみたいに、40年仕事だけで定年後は抜け殻って生き方と、仕事以外の趣味や友人、家族を大切にする生き方。

 

柴田

働き方の多様化の流れは止められないですよね。副業解禁もそのひとつ。

 

畠山

もう止められないので、経営者も変わらないといけないですよね。会社のために死んでくれって言える時代は終わった。

 

実際問題、社員と墓場まで行かないじゃないですか。会社ってそういう船じゃない。それぞれのスキルを活かして、利益を生み出して、世の中に価値を提供するための集団にすぎない。

 

だからこそ、会社に依存する気持ちで乗って来られたら困っちゃいますよね。だからうちでは、「転職させられる人」しか採用しないことにしてます。うちの会社が払ってる給料と同じ額で、自分の人脈の中で「雇ってあげて」ってお願いできるような人。そのくらい自立してる人を採ろうとしてます。

 

柴田

ひとりひとりの自立を前提に、家庭も仕事も大切にできるような社会ができあがっていくのかな、そうだといいな、と思います。

 

Produced by another life.

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「『仕事と家庭の未来』を考える」というテーマでお届けした今回の対談。会社に依存しないからこそ、家族や友人を大切にすることの意味が大きくなっていくような未来が見えました。ライフスタイルも含めて、キャリアのあり方を考えさせれるような対談でした。

 

Bizer株式会社

Bizer株式会社のサイトはこちら:https://bizer.jp/corporate

 

株式会社mannaka

株式会社mannakaのコーポレートサイトはこちら:https://mannaka-mk.jp/

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