少しでも早く失敗しよう。行動し続ける限り後退はない。
「光陰矢の如し」とはよく言ったものですが、矢のように過ぎ去っていく時間を無駄にしないためには、どのようなことが大事なのか、ここ最近よく考えます。
PDCAサイクルについて、こんな考えがあります。
少しでも早く計画を立て、少しでも早く実行に移し、少しでも早く実行に対しての振り返りをし、少しでも早くそれに基いた再計画を立て、少しでも早く実行に移す。
しかし、一番最初の「少しでも早く計画を立てる」ことと、次の「少しでも早く実行に移す」ことに対して、なかなか一歩を踏み出せない、ということはありませんか?実は、昔の私がそうでした。うまくいくか分からない、迷って悩んで、結果何もせず、という感じです。そんな私に数年前、上司がこんな言葉を伝えてくれました。
行動し続ける限り後退はない。例え失敗が続いても後退はない。
時と場合にもよりますが、悩んだり焦ったりしている時って、行動する足が止まり、無駄なことばかり考え心配して、何も前進していない状態に陥ってしまう。状況が刻一刻と変わるのだから、止まっているどころか後退しているくらいです。どうせ状況は変わるのだから、まず「やってみる」ということ。やってみた結果、目標達成に近付けたのかどうか。
それが大切だと。
まずやってみること。うまくいこうが失敗しようが、絶対に後退はしていない。だから少しでも早く失敗しよう。
失敗は自分の人生の無駄、という考え方ではなく、失敗は達成までのただのハードルなんです。そう考えると、失敗を恐れて立ち止まっているんじゃなくて、とにかくやってみよう、そんな気に少しでもなれるのではないでしょうか。
あなたがどこでも通用するような人材となるヒントとなれば幸いです。
記事 / 株式会社FCEトレーニング・カンパニーと株式会社mannakaの共同作成記事です。
執筆者 / 中村 天大
編集者 / 株式会社mannaka
組織デザインコンサルティング会社。
FCEトレーニング・カンパニーには、「働くをおもしろくする」研修が、あります。
3,000以上もの組織・チームから見出した「成果を出す組織の原理原則」と、世界的ベストセラー『7つの習慣』をよりビジネスシーンにフォーカスした「7つの習慣(R)InnovativeMind」研修を提供しています。
2013年から5年連続で、「働きがいのある会社ランキング」ベストカンパニーにも選出を頂きました。
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