3メガバンクの一角、三井住友フィナンシャルグループとは? 企業解説

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はじめに

メガバンクの一角である、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、三井住友フィナンシャルグループ)。自社ファンドを通じて、フィンテック企業を設立したことなどが最近話題になりました。マイナス金利の波、フィンテック企業との手数料収入の奪い合いなどで、銀行のビジネスモデルも変革を強いられています。

 

今回は、その三井住友フィナンシャルグループとその子会社、株式会社三井住友銀行(以下、三井住友銀行)について解説していきます。

 

三井住友フィナンシャルグループの概要

三井住友フィナンシャルグループは、三井住友銀行、SMBC日興証券、SMBC信託銀行などを傘下に持つ株式会社であり、三井住友フィナンシャルグループを持株会社とする金融グループです。

 

三井住友フィナンシャルグループの事業

以下が、三井住友フィナンシャルグループの事業概要になります。

 

1.銀行業
銀行業では、三井住友銀行やSMBC信託銀行を中心に、顧客からの預金等を運用するという銀行業務を行っています。三井住友フィナンシャルグループの事業領域の中でも、最大の事業になります。

 

2.リース業
リース業では、三井住友ファイナンス&リースやアイルランドに所在するSMBC Aviation Capital Limitedなどが、リース業を営んでいます。三井住友ファイナンス&リースでは、不動産や医療機器など多種多様なリースサービスを提供しています。アイルランドのSMBC Aviation Capital Limitedでは、航空機リースを中心に行っています。

 

3.証券業
証券業では、SMBC日興証券、SMBCフレンド証券などが中心となって、主に証券の仲介業務等を行っております。

 

4.コンシューマーファイナンス業
コンシューマーファイナンス業では、SMFGカード&クレジット、三井住友カード、モビットなどが中心となって、経営管理業務、クレジットカード業務、消費者金融業務などを行っています。

 

三井住友銀行の歴史

三井住友銀行は古い歴史を有しており、多数の銀行との統合の結果、現在の三井住友銀行が存在しています。以下の図が、現在の三井住友銀行に至るまでの沿革です。

 

Chart 1 三井住友銀行の系譜

 

まず、神戸銀行と太陽銀行が1973年に合併し、太陽神戸銀行という銀行になりました。その後、1990年に三井銀行と太陽神戸銀行が合併し、太陽神戸三井銀行という銀行になりました。その後の1992年に、太陽神戸三井銀行は商号の変更を行い、さくら銀行になりました。その9年後の2001年に、さくら銀行と住友銀行が合併し、現在の三井住友銀行になりました。

 

三井住友フィナンシャルグループの業績

以下が、三井住友フィナンシャルグループの業績推移になります。(以下、グラフの単位は百万円)

 

Chat 2 三井住友フィナンシャルグループの経常収益

 

収益に関しては、過年度から見ると増加していましたが、昨今のマイナス金利政策等の影響で、直近の2016年3月期は減少しています。

 

Chart 3 三井住友フィナンシャルグループの経常利益

 

経常利益に関しましては、資金調達費用が増加した影響で、経常費用が増加し、経常収益の減少と相まって、減少しています。

 

三井住友フィナンシャルグループのまとめ

日本の3メガバンクは、過去存在していた多数の銀行との統合により形成されています。今後金融業界で大きなイノベーションが起こり、業界再編が行われるときには、再び過去に起こったような統合が行われるかもしれません。

 

参考サイト:三井住友フィナンシャルグループホームページより

http://www.smfg.co.jp/investor/kojin/pdf/material.pdf

http://www.smfg.co.jp/investor/financial/yuho.html

 

 

執筆者:パイルズガレージ編集部

編集者:株式会社mannaka

協賛 :株式会社エスネットワークス
 

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