ミッションとは何か?

ミッションとは何か?

Pocket

少し前の話ですが、ミッションとは何か?ということを、確認する時間がありました。
私は、毎年末にビジネス書『7つの習慣』を読み直すことと、ミッションステートメントを作り直すということを恒例行事としています。その宿題をするにあたって確認ということで、ミッションとは何か?について、話を聞きました。

 

この時、私は正直、「そんなことは分かってる・・・」というぐらいの感覚で聞いていたのですが、なんと恥ずかしいことに、ミッションの意味を捉え違いをしていたことに気付いたのです。

なので、「間違って解釈してた・・・恥ずかしい・・・」と、人知れず、耳たぶを赤くしていました。
今日はそんな話をシェアしたいと思います。

 

ミッションとは?

先ほどもお伝えしましたが、私はミッションを見直し作り直す、ということを毎年末の宿題としています。そのために、そもそもミッションって何? ということについて、改めて確認したのです。

私は、「旅で例えると、最終的な目的地のようなものだと思います」と考えていました。それも間違いではないのですが、具体的なたとえ話でミッションとは何か?について話をしてくれたのです。

 

山登りに例えてみる

例えば、この時わたしは登山家の栗城史多(のぶかず)さんという方の話を聞きました。

「この栗城さんという方は、大学時代から山登りをし、そしてエベレスト級の山を無酸素で登るということにチャレンジしました。しかし、2012年に彼は山登りに失敗して、凍傷になって指を9本失ってしまいました。

あーもう栗城さんは終わったな・・・と誰もが思いましたが、なんとその次の年から、またこの人は山登りをしているんです。
 
なぜ、栗城さんは指が9本なくなっても山登りを続けるのか?

どこからそんなパワーが出てくるのか?

そもそもなぜ彼は山登りをしているのか?

それは、否定という壁への挑戦、という彼のミッションがあるからだそうです。」

 

否定という壁への挑戦

「栗城さんのホームページの一部を抜粋して紹介します。

 

否定という壁への挑戦、その想いから、2009年からは「冒険の共有」という秋季エベレスト生中継配信に挑戦してきました。冒険の共有は、ただ登る姿を見せる登山でも、流行りの配信でもありません。挑戦における、失敗と挫折を共有します。なぜなら本当の挑戦は、失敗と挫折の連続だからです。

 

それを共有することで自分と同じように今、否定という壁に向かっている人、見えない山を登る全ての人たちの支えになり、自分の山登り(人生)を愉しめる人を増やしていく。それが、僕が目指す頂きの世界です。」

 

「だからこの人は自分のためだけに山を登っているんじゃない。『あいつ、指が9本もなくなってるのにまたエベレスト登ってるよ。もう絶対無理だと思ったのにまた登ってるよ。』という人。

失敗してもまたチャレンジして、そして、自分と同じように今、否定という壁に向かっている人、見えない山を登る全ての人たちの支えになり、自分の山登り(人生)を愉しめる人を増やしていくんだ。失敗すること、他人から否定されることを自分が壁を乗り越えることによって、自分の人生を通じて多くの人に伝えたいがために山登りをしているんです。

彼の山登りの目的(ミッション)は、これなんです。」

 

 

ミッションの勘違い

私は大きなショックを受けました。私は、ミッションについてちゃんと理解していたようで、全然ちゃんと理解できていませんでした。私の解釈も間違えていなくはないのですが、でもやっぱり間違えていました。

 

山登りで言うと、山の頂上という目的地がミッションだと勘違いしていました。
 
なぜ、山を登るのか?

なぜ、その山の頂上を目指すのか?

その山を登る意味、山を登ることによって、誰にどんなことを伝え、変えたいのか?
 
ということこそが、ミッションだったのです。私は人知れず、頭の上に大きな岩が落ちてきてぶつかったようなガーンという大きなショックを受けていました。

なぜなら、いつも手元に持ち歩いているミッションステートメントを見直してみたところ、どんな自分になりたいか?ばかりがそこには書いてあったからです。
 
何をしたいのか?
 
例えば、私は、一貫性を持っている人である。や、私は、主体的である。ということがそこには書いてありました。

悪くはないと思うのですが、そういった自分になるという山登りをするとすると、その山登りをする意味は何なのか?ということはちゃんと考えられていませんでした…

そして、私は年末を迎え、『7つの習慣』や、他に数冊、ミッションを見直すのに参考になりそうな本を読み、私は自分の人生という山を登る意味を見つけました。
 
私のミッションは、「価値を届け、人々の可能性を広げる。そして全ての頑張っているひとを幸せにする。」でした。
 
私は文章を通じて、価値あるものを、価値を感じて頂ける人に届けることが仕事です。そういったことを通じて、人の可能性を広げ、幸せにするということがミッションだと分かりました。ミッションは磨き続け、そして発見するものだとも習いました。引き続き、毎日ミッションを見て、時に声に出して確認しながら、さらにミッションを磨いていきます。

 

あなたがどこでも通用するような人材となるヒントとなれば幸いです。

 

 

記事 / 株式会社FCEトレーニング・カンパニーと株式会社mannakaの共同作成記事です。
執筆者 / 中村 天大
編集者 / 株式会社mannaka

組織デザインコンサルティング会社。
FCEトレーニング・カンパニーには、「働くをおもしろくする」研修が、あります。
3,000以上もの組織・チームから見出した「成果を出す組織の原理原則」と、世界的ベストセラー『7つの習慣』をよりビジネスシーンにフォーカスした「7つの習慣(R)InnovativeMind」研修を提供しています。
2013年から5年連続で、「働きがいのある会社ランキング」ベストカンパニーにも選出を頂きました。

 

■FCEトレーニング・カンパニーのサイトはこちら
​​株式会社FCEトレーニング・カンパニー

■mannakaのサイトはこちら
​株式会社mannaka

■PILES GARAGEのサイトはこちら
​PILES GARAGE

Pocket

COLLABORATIONグロービス学び放題

「グロービス学び放題」は、グロービスが提供するビジネススキルの動画を980円~※の月額定額制で視聴できる動画学習サービスです。グロービス経営大学院およびグロービス法人研修部門のビジネス人材育成ノウハウを結集し、幅広いビジネスナレッジを3~10分の短い動画で手軽に学ぶことができます。(※2018年3月31日ご受講開始分までのキャンペーン価格)

RELATIVE関連記事

トップダウンではダメな理由…

トップダウンではダメな理由…

目次1 昔の会社やチームは、ボートだった2 ラフティングのような経営3 重要なのは、社員が自走するということ4...

記事を読む

受け身の新人の作り方…!?

受け身の新人の作り方…!?

目次1 新人に対しては、まず短期的・具体的目標を設定する2 新人に短期的・具体的な目標を設定する方法3 営業職...

記事を読む

プレゼン(ピッチ)はロックだ

プレゼン(ピッチ)はロックだ

プレゼン(ピッチ)はライブ。パワーをがつーんとぶつけて、聴衆をとりこにするってことだ。総立ちにさせるってことだ...

記事を読む

ベンチャーから一気にグロースした、今注目の企業 株式会社おかんの人材育成方法【前編】

ベンチャーから一気にグロースした、今注目の企業 株式会社おかんの人材育成方法【前編】

目次1 法人向けぷち社食サービス「オフィスおかん」のスタート2 「オフィスおかん」のグロースポイント3 「オフ...

記事を読む


COLLABORATION グロービス学び放題

MECE

ENTERPRISE

MONTHLY RANKING